古典柄の振袖に似合う髪型って?着こなすコツも解説 | 古典柄振袖専門店の振袖ハクビ明治記念館店

古典柄の振袖に似合う髪型って?着こなすコツも解説

古典柄の振袖に似合う髪型って?着こなすコツも解説
成人式や卒業式など、大切な節目に選ばれることが多い「古典柄の振袖」。

伝統的でありながら華やかさも兼ね備えた古典柄振袖は、髪型選びも重要なポイントです。振袖の雰囲気に合う髪型を選んで、優雅に格調高く着こなしましょう。この記事では、古典柄の振袖に似合う髪型やアレンジ方法を詳しく解説し、より上品で美しい着こなしを実現するためのコツをご紹介します。  
   

そもそも古典柄とは?

  古典柄とは、日本の伝統的な文様や色彩を用いた振袖のデザインのものを指します。

例えば、「鶴」「桜」「牡丹」「御所車」など、日本の四季や縁起物をモチーフにした柄が特徴的です。古典柄の振袖は格式高く、王道でありながら上品な雰囲気を演出できます。

古典柄の中でも、とくに縁起の良い意味をもつ「宝尽くし」や「熨斗柄」などの柄を総じて「吉祥文様」と呼びます。大人への一歩を祝う成人式の振袖の柄として人気の高い古典柄です。  
   

古典柄の振袖に似合う髪型

古典柄の振袖に似合う髪型 具体的にはどんな髪型が古典柄の振袖に合うのでしょうか。
古典柄振袖におすすめの髪型を紹介します。  
   

日本髪風アップスタイル

日本髪風のアップスタイルは「新日本髪」とも呼ばれ、古典柄との相性が抜群の髪型です。昔ながらの伝統的な日本髪は一般の美容師さんには対応が難しい場合がほとんどですが、地毛を日本髪風にまとめるアップスタイルであれば、対応してもらえることが多いです。

毛先を内巻きにまとめ、ボリューム感を持たせた形で、レトロで上品な雰囲気を演出できます。かんざしやちりめんの髪飾りを合わせることで、より一層「和」の世界観を引き立てることができます。  

編み下ろしアレンジ

髪をゆるく三つ編みやフィッシュボーンで編み下ろした編み下ろしスタイルは、最近の成人式で人気急上昇中。レトロ感を残しつつも、トレンドを取り入れたい方におすすめです。パールや組紐、水引などのアクセサリーを編み目に絡めると、和洋折衷の華やかさが演出できます。長さがある方に特に映える髪型です。  

低めシニヨンヘア

首元でふんわりとまとめた低めのシニヨンは、大人っぽさと上品さを兼ね備えた髪型です。ナチュラルなアレンジからタイトにまとめたクラシカルなスタイルまで幅広く、古典柄の美しさを引き立てる落ち着いた印象を与えます。金箔や和風のヘアアクセサリーとも好相性です。  

オニオンヘア

ぽこぽことした丸いふくらみが特徴的なオニオンヘアは、個性を出したい人にぴったり。リボンや組紐を結び目ごとにあしらえば、古典柄と調和するレトロポップな印象になります。周囲と差をつけたい方におすすめのトレンドアレンジです。  

ポニーテールアレンジ

凛とした印象のポニーテールアレンジは、古典柄の振袖とも好相性。黒髪ストレートのポニーテールに水引や紐を組み合わせたヘアスタイルはかっこいい印象に、ベースをゆる巻きにしてボリュームを出し和風アクセサリーやパールピンで装飾すれば華やかな仕上がりになります。  

ハーフアップ+和風ウェーブ

前髪や顔周りをウェーブで巻いたハーフアップスタイルは、ナチュラルな可愛さを表現したい人におすすめの髪型です。派手過ぎず、でも華やかに見せたいという方にぴったり。細めのリボンや水引風のアクセサリーと合わせると現代風の和モダンな雰囲気に仕上がります。  

ポンパドール×お団子

前髪をポンパドールで立ち上げ、後ろをお団子にまとめるスタイルは、昭和レトロな雰囲気を漂わせる髪型です。古典柄の中でも大胆な柄や色味の強い振袖と合わせるとバランスが取れ、写真映えも◎です。  

古典柄の振袖を着こなすコツ

古典柄の振袖を着こなすコツ 髪型に加えて、全体のバランス感を整えることで、古典柄の振袖はより美しく映えます。   着用する際は以下のポイントを意識しましょう。  
   

1. 小物で世界観を統一する

振袖の着こなしをワンランク上げるには、小物の選び方が鍵になります。重ね襟・帯締め・帯揚げ・バッグ・草履などの和装小物は、柄や色味とトーンを揃えることで、統一感が生まれます。

例えば「鶴」「扇」「御所車」など格式高い古典柄には、金・赤・深緑などの落ち着いた色味の小物がマッチします。花柄やニュアンスカラーなどトレンド感のある古典柄なら、パステル調やくすみ系カラーの小物で統一感を演出するのもおすすめです。

また、草履やバッグには帯地が使われたものや刺繍が施されたアイテムを選ぶと、古典的な印象かつ高級感も演出できます。  

2. 小物の色合わせは「引き算」が大事

古典柄は、元々のデザインにインパクトがあるため、色の合わせすぎは禁物。色数は全体で3〜4色以内におさえると、上品な印象にまとまります。

主役はあくまで振袖本体。その他のパーツ(帯・小物・髪飾りなど)はあくまで引き立て役として、全体のバランスを調整しましょう。

メイクやネイルも着物の色と調和するカラーを選ぶと、振袖姿の統一感が増します。

3. 柄とコーディネートのバランスを見る

古典柄の振袖は、柄の位置や広がり方によって印象が変わります。柄とのバランスを意識してコーディネートすることで、より洗練された印象になります。
・裾に柄が多い場合:重心が下がるため、襟元に明るめの半襟や顔まわりにアクセントを足してバランスを整えましょう。
・全体に柄がある場合:髪型やメイクはあえてシンプルに仕上げると、派手すぎず洗練された印象になります。  

4. メイクで印象をコントロール

振袖の着こなしを完成させるには、メイクのバランス感覚も大切です。古典柄の持つ「上品さ・落ち着き・華やかさ」をメイクでも表現しましょう。

ベースメイクはツヤ感を意識しつつ、ナチュラルで透明感のある肌を目指すのがおすすめです。アイメイクはブラウンやゴールド系で優しく、アイラインは細めに引くのが◎。

リップは着物の色に合わせた赤やピンク、ベージュカラーを選ぶと統一感が生まれます。濃すぎる色味よりも、少し落ち着いたトーンの和の赤が古典柄とよく合います。  

5. 姿勢と所作も着こなしの一部

いくら装いが完璧でも、姿勢や立ち居振る舞いに違和感があると古典柄振袖の優雅な美しさが半減してしまいます。特に和装は所作が映えるスタイルです。

歩くときは歩幅を小さく、つま先を少し内側に向けることを意識しましょう。写真撮影時には背筋をまっすぐに、手は体の前でそっと揃えると、振袖の美しさが引き立ちます。

古典柄の振袖に興味がある方へ

古典柄の振袖は、日本の美意識と歴史が詰まった特別な装いです。髪型や着こなしにこだわることで、優美で洗練された印象になります。成人式や卒業式、結婚式の装いにぴったりな「古典柄振袖」を探している方は、信頼のおける専門店を選ぶことが大切です。

古典柄振袖をお探しの方は、ぜひ振袖ハクビにご相談ください。伝統的な古典柄からトレンドの色彩を取り入れたデザインまで、豊富なラインナップと丁寧なコーディネート提案であなたにぴったりの振袖を見つけるお手伝いをいたします。

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