振袖の帯の結び方を解説!定番や人気・トレンドも
成人式を彩る振袖姿は「華やかな帯結び」も魅力のひとつです。 振袖は「帯の結び方」によって、着姿や印象が大きく変わることをご存知でしょうか? 振袖の帯結びの定番は「お太鼓系」「文庫系」「立て矢系」の3種類が基本です。 お太鼓結びは、着物の基本となる帯結びの形です。帯のお太鼓の部分が体の中央にあり、鳥が大きく羽を広げたような形をしているのが振袖のお太鼓系の結び方となります。おおらかで豪華な印象で、伝統的な雰囲気の古典柄振袖にもよく合う定番の帯結びといえます。 文庫結びは、左右に広がる羽根のフォルムが印象的な帯結びです。文庫結びは、元々は江戸時代の武家の女性がしていた帯結びの方法です。浴衣の帯結びにも使われるので、聞いたことがある方もいるでしょう。 アレンジで羽根の数を増やしたり、片方の羽根を長くとってアシンメトリーにすることでまた印象が変わります。 立て矢結び系の帯結びは、左肩から右下にかけて斜めに羽根が横切るデザインが特徴です。立て矢結びは、江戸時代の大名家や大奥の女中が締めていた帯結びです。基本の立て矢結びは背中心に対して45度に帯が横切るので、シャープなシルエットに仕上がります。 成人式の振袖では、どのような帯の結び方が人気なのでしょうか? 最新のトレンドは、帯をリボンのようにアレンジする帯の結び方です。 帯で花をかたどった帯結びアレンジもトレンドで人気があります。 お太鼓結びの基本形であるふくら雀は、今も昔も変わらず人気の高い帯結びのひとつです。 成人式の振袖姿は、帯の結び方によって大きく印象が変わります。なりたい振袖姿のイメージに合った帯結びをこだわって選ぶことで、より美しく個性の際立つ振袖姿が叶います。ぜひお気に入りの帯結びスタイルを見つけて、特別な成人式を彩りましょう。
未婚女性の第一礼装である振袖は、着付けの際に「変わり結び」を施すのが通例となっています。華やかで品格のある帯結びは、振袖の後ろ姿の「華」ともいえます。振袖の美しさをさらに引き立てる重要なポイントです。
今回は、そんな「振袖の帯の結び方」について、定番の結び方から人気・トレンドの結び方まで詳しくご紹介します。振袖姿をより一層美しく輝かせるための帯結びについて知りたい方は、ぜひこの記事を参考になさってください。振袖は帯の結び方で印象が変わる?
振袖の帯結びは、振袖をより華やかに彩るための重要なポイントとなります。帯結びには実に多くの種類があり、帯結びの形によって着姿の印象ががらりと変わります。
振袖の帯結びはさまざまな形にアレンジ可能なので、振袖や女性の雰囲気に合わせて着付け師が変わり結びを施します。かわいらしいイメージの振袖には華やかで可憐な帯結び、かっこいいイメージの振袖にはシックで大人っぽい帯結びなど、帯の結び方によって振袖姿の印象が変わります。
次に、さまざまな帯結びアレンジの基本となる「定番の帯結び3種類」を紹介します。【定番】振袖の帯の結び方
さまざまな帯結びアレンジは、基本的には以下の3種類の結び方を変化させたものです。
定番の帯の結び方について、それぞれの特徴を解説します。
【定番】振袖の帯の結び方
・お太鼓結び系
・文庫結び系
・立て矢結び系お太鼓結び系
体にフィットしやすいため着崩れもしにくいことから、成人式でよく用いられています。振袖の帯結びで人気の「ふくら雀」は、お太鼓結び系の代表の帯結びです。文庫結び系
基本の文庫結びは羽根の長さやふくらみを左右対象にするのがポイント。体の上に重心のくる結び方なので、着姿がすらりと見えやすい結び方といえます。立て矢結び系
後ろ姿に流れのできる帯結びで、すっきりとした印象で着こなしたい方にもおすすめの帯結びです。また縦にボリュームのある帯結びなので、高身長の方にもぴったりの帯結びといえます。
羽根の数を増やすことで、華やかな印象にも仕上がります。【人気・トレンド】振袖の帯の結び方
帯結びは着付け師によって自由にアレンジされることが多いため、特定の名称はないことが多いです。最近は羽根を多く使った華やかなアレンジや、花をモチーフにした帯結びの形が人気を集めています。
次に、最新のトレンドや人気の帯の結び方を3種類紹介します。
【人気・トレンド】振袖の帯の結び方
・かわいらしいリボン風帯結び
・花をかたどった帯結び
・王道のふくら雀の帯結びかわいらしいリボン風帯結び
お太鼓結びや文庫結びを基本として、帯でひだをとりリボンのように形どる結び方です。リボンを小さめに作れば可憐な雰囲気に、大きなリボンなら華やかで豪華な印象になります。
立て矢結びをリボンのようにアレンジすれば、シャープな印象でかっこいい振袖にもよく合います。花をかたどった帯結び
たとえば帯をひねってバラの花のようにアレンジした帯結びは成人式にぴったりの華やかさです。花をかたどった帯結びも中心にボリューム感のあるものやリボン結びのなかに花結びアレンジをプラスしたものまでさまざまな種類があります。
花をかたどった帯結びは華やかでボリュームがあるため、トレンドの柄少なめのシンプルな振袖のアクセントにもぴったりです。王道のふくら雀の帯結び
お太鼓から左右に羽根を出すふくら雀は、上品で格調高い印象の帯結びです。正統派の古典柄振袖にはとくによく合うので、いつの時代にも人気の王道の結び方となっています。
羽根を出す位置や長さによって可憐な印象にも華やかな印象にもなるので、装いたいイメージによってアレンジするのがおすすめです。振袖の帯の結び方にこだわってみては
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