成人式の振袖の購入はもったいない…?着る機会や活用法
確かに成人式でしか着ないことを思うともったいないと感じるかもしれませんが、実際には成人式以外にも振袖の着用機会は多々あります。
今回は振袖の購入でお悩みの方へ、成人式以外で振袖が活躍するシーンについてくわしく解説します。振袖のリメイク方法についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
成人式の振袖の購入はもったいない…?
成人式で振袖を購入するか、レンタルするかでお悩みの方は多いです。なかには「成人式でしか着ない振袖を買うのはもったいない」と感じる方も少なからずいることでしょう。
しかし、振袖は成人式以外にもさまざまな着用機会があります。振袖が手元にあれば、正装が求められるシーンでいつでも着られるのが最大のメリットです。
さらに、流行り廃りのない古典柄の振袖なら長く大切に着ることができます。一度購入すれば着付け代のみでさまざまな場面で着用できる場合が多いので、流行が変わるたびに買い直しが必要なドレスよりもコストパフォーマンスが良いとも言えるでしょう。
また、20歳の成人式は一生に一度です。特別な振袖を購入することで、大切な家族との思い出がこもる振袖を末永く手元に置いておくことができます。
振袖の購入はもったいないのではとお悩みの方へ、成人式以外に振袖を着る機会について次の項目でくわしく紹介します。
成人式以外で振袖を着る主な機会
振袖は成人式でしか着る機会がないと思っていませんか?
実は、成人式の振袖は成人式以外にもさまざまなシーンで着用できます。
成人式以外で振袖を着る機会について紹介します。
卒業式
卒業式では、袴に合わせて振袖を着用するのがおすすめです。
大学や短大の卒業式では、多くの人が袴姿で卒業式に出席します。袴のレンタルプランでは振袖よりも袖が短い「小袖(こそで)」「二尺袖(にしゃくそで)」と呼ばれる着物がセットになっていることが多いですが、袴に振袖を合わせても全く問題ありません。
華やかで袖の長い振袖を合わせることで、より格調高く美しい袴姿が完成します。
結婚式
成人式の振袖は、結婚式に出席するときにもふさわしい装いです。
振袖は未婚女性の第一礼装なので、結婚式のような晴れの席にはぴったり。華やかな振袖姿のゲストがいることで、結婚式の場がより格調高い雰囲気になります。友人や親戚の結婚式に着て行けば、新郎新婦のご家族を中心に喜ばれることが多いです。
友人代表のスピーチや受付を頼まれたときなどは、格が高く見た目にも美しい振袖の着用が特におすすめです。
パーティー
華やかなパーティーの席にも振袖は活躍します。
振袖は日本の民族衣装として、どんな洋装にも引けをとらないフォーマルな装いです。祝賀会や新年会などのパーティーの席にもぴったり。特に海外からのゲストが多いパーティーでは、華やかな和装の振袖姿はとても喜ばれます。
会場が格式の高いホテルなどのパーティーも、振袖姿であれば自信をもって参加することができますよ。
もちろん、家族だけでの小規模なパーティーでの着用も問題ありません。新年の初詣や、親族への挨拶に着ていくこともおすすめです。
成人式は写真で見たけれど、実際に振袖を着た姿を親族へ見せればきっと喜ばれるでしょう。
和のお稽古事
茶道やお琴など和のお稽古事では、振袖を着る機会が多くあります。
振袖は着物のなかでも格の高い第一礼装の着物なので、和のお稽古事で人前に出るときの装いとしてもぴったりです。たとえば茶道なら、お正月の初釜やお茶席のお手伝いなどで華やかな振袖姿が喜ばれます。お琴や三味線など和楽器の演奏会や発表会でも、舞台衣装として振袖を着るのがおすすめです。
和に関するお稽古事ではなにかと着物を着る機会があるので、未婚の間は振袖が活躍することでしょう。
結納
振袖は、結納や両家の顔合わせの席にもふさわしい装いです。
結納は、婚約を両家の間で確認し、ふたつの家が婚姻関係を結ぶべく行われる日本の伝統的な儀式です。未婚女性の第一礼装である振袖は、結婚に向かうはじまりの儀式である結納や顔合わせで着用するのにぴったり。
さらに、着付けなど手間のかかる和装は相手への礼を尽くした装いでもあります。振袖姿で結納や顔合わせにのぞむことで、お相手のご家族にも「きちんとしたご家庭だな」と良い印象をもってもらえることでしょう。
振袖の活用方法
振袖を購入した後、着なくなった場合でも活用方法はあります。
振袖をそのまま大切に保管しておけば、将来自分の娘に「ママ振袖」として着てもらえる可能性があります。
振袖をはじめとする着物は、親子2代、3代にわたり受け継ぐことができるのが大きな魅力です。昔の振袖も帯や小物、髪型や髪飾りを変更することで、時代にあった着こなしを楽しむことができます。
また、着なくなった振袖は袖を短くして訪問着に袖丈直しするのもひとつの方法です。
袖の長い振袖は未婚の間しか着られませんが、袖を短く切って訪問着の形にすることで、結婚後もお子様の入学式や卒業式・七五三などのさまざまな場面で着用することができます。
ただし、振袖のデザインによっては訪問着へのリメイクが難しい場合もあります。訪問着にリメイク可能な振袖かどうかは、呉服店などに振袖を持参して相談してみましょう。
さらに、袖丈直しで切ったお袖を使ったリメイクをしてくれるお店もあります。ポーチやティッシュケース、財布などにリメイクすれば、成人式で着用した振袖の思い出を持ち歩くことが出来るためおすすめです。
「振袖の購入はもったいないのでは?」と感じている方へ
今回は「振袖の購入はもったいないのでは?」と感じている方に向けて、成人式以外の振袖の着用機会についてくわしく解説しました。振袖は未婚女性の第一礼装なので、卒業式や結婚式、結納などさまざまなシーンで着用可能です。何より振袖が手元にあれば、正装が求められるシーンでいつでも着られる安心感があります。
振袖ハクビでは、さまざまなシーンで長く大切に着られる上質な振袖を取りそろえています。振袖を購入することで、大切な日の思い出を形に残せるのも魅力です。また、成人式以外の活用についてもご相談いただければ、振袖ハクビがどんな場所にも自信をもって着て行ける振袖をご提案いたします。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
>>振袖ハクビについて詳しく知りたい方はこちら