振袖に合う髪飾り 意外と知らない髪飾りの種類と選ぶコツ | 古典柄振袖専門店の振袖ハクビ明治記念館店

振袖に合う髪飾り 意外と知らない髪飾りの種類と選ぶコツ

特別な日に身にまとう振袖は、生涯色褪せることなく胸に残り続けるもの。
そのコーディネートにこだわり、晴れの舞台に備えて準備することも楽しみのうちですよね。
そこで気になるのが髪飾りについてです。
振袖と合わせて着用する髪飾りは、別途用意する場合が多く、「一体どんなものを用意すれば良いの?」「色合いは?」「洋風の飾りはヘン?」とあれこれ疑問が浮かびます。
本記事では、あなたの魅力を最大限に引き出してくれる、振袖にぴったりの髪飾りの選び方をご紹介します。

髪飾りの種類

振袖に合う髪飾りといっても、伝統的なものから現代風のものまでデザインも幅広くあります。
用いられる素材も呉服仕様のものだけでなく、シフォン素材で洋服にも違和感なく合わせられるものもあり、実に豊富な種類があり、バラエティ豊かです。

コームタイプの髪飾り

振袖に似合う髪型をご紹介してきましたが、髪色も気になりますよね。
髪色は振袖選びをする上でも重要なポイントとなるでしょう。
お気に入りの髪色に合わせて振袖の色を選ぶのか、はたまた振袖の色に合わせて髪色を決めるのか。
振袖と髪色の合わせ方をご紹介していきたいと思います。

  • ■つまみ細工
    つまみ細工とは、正方形の布をつまんで折りたたみ、貼り付けることで形を作る伝統工芸です。
    元は京の宮中で発祥した技術で、江戸時代半ば頃に江戸に伝わり、つまみ簪(かんざし)を経て広く民間に知られるようになったと言われています。
    桜や梅、ぶら下がりといった伝統的なモチーフのほかにも、大輪の薔薇や菊などファッショナブルなデザインまで幅広いバリエーションがあります。
  • ■リボン
    リボンタイプの髪飾りは「はいからさん」スタイルでもよく知られ、袴によく合います。 和洋を問わず、着物でも洋服にも合わせやすいため人気があります。 使用される素材もさまざまで、上質な着物生地やちりめんといった和風タイプのものから、シフォン生地を使った洋風でフェミニンなスタイルのものまで多種多様です。 中にはつまみ細工と合わせたものもあります。

花を用いたもの

  • ■生花
    生花を使った髪飾りは造花よりも色合いが鮮やかで、お花本来の香りを楽しんで身にまとうことができます。
    あえて一日しか持たない生花の髪飾りを使うことは、成人式は一生に一度の特別な日であることへの強い想いが感じられます。
  • ■ドライフラワー
    ドライフラワーを使ったものは、生花から水分と鮮やかさを抜いて作るため、独特のアンティークな趣があります。
    かすみ草のように可憐な小花を用いた雰囲気はシックで大人っぽく、新成人となる決意の深さを演出してくれます。
    防虫の処理をすれば3~半年間は保存ができます。
  • ■プリザーブドフラワー
    プリザーブドフラワーを使ったものは、発色が鮮やかで、生花にはない色を表現することが可能です。
    ドライフラワーとの違いは、生花から水分を抜いた後にグリセリンを含んだ特殊な液体に浸している特殊な製法です。
    ホコリや湿気、直射日光を避ければ数年間は保存できるため、花を用いた髪飾りの中で最も長期間楽しむことができます。
    これらの髪飾りから数点を組み合わせて使うケースと、印象的なものを一点使うケースがあります。
    あなたに合ったスタイルを選ぶようにしましょう。

髪飾りを選ぶポイント

振袖用の髪飾りを選ぶときに最も悩むのが色ではないでしょうか。
顔の周りに付ける髪飾りは、全体の雰囲気にも大きく影響します。
髪飾り次第であなたの印象を柔らかくしたり、引き締めたりすることができるのです。

京友禅をはじめ、多彩な古典柄振袖を取りそろえた振袖ハクビのギャラリーはこちら